【東海道を歩く】街道沿い観光スポット|神奈川・大磯城山公園

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スポット情報

名称大磯城山公園(公式HP
場所神奈川県大磯町
最寄り宿場大磯
街道から徒歩0~1分
所要時間30分~2時間
入場料無料(旧吉田邸内のみ有料)
  • 公園は北側と南側にエリアが分かれている
  • 北側は、旧三井財閥の別邸があった場所。国宝の茶室「如庵」を模した茶室や資料館、日本庭園、展望台などがある
  • 南側は、政治家・吉田茂の邸宅があった場所。復元された邸宅や日本庭園などがある

自然の豊かな県立公園。園内を散策しながら、遺跡や復元建物も見て回れるよ

けっこう広いので、北側と南側のどちらかに絞って、見て回るのも良さそう

歴史好きな人には、旧吉田邸エリアがおすすめ。散策がメインであれば、旧三井別邸エリアのほうが自然の中を歩けるよ

旧吉田茂邸地区の見どころ

吉田茂邸

①戦後日本政治・外交の舞台にもなった、大磯・吉田邸

敗戦後の日本を独立に導いた、戦後日本の大物政治家・吉田茂。

彼のの邸宅には、政界引退後も政財界の著名人が多数訪れ、「大磯詣」と言われました。

国内外の要人が訪れたほか、吉田茂の没後、日米首脳会談の開催場所にもなっています。

戦後日本を作り上げた、政治の舞台を見て回ることができます。

どの部屋も、賓客が訪れても遜色ない、立派な作りになってるよ

吉田茂が生きていた頃は、書斎に首相官邸直通の、ダイヤルのない黒電話が置かれてたのだ

ちなみに吉田邸は2009年に一度焼失していて、今見れるのは再建された邸宅だよ

日米首脳会談も開かれた、執務室兼応接間
食堂

②近代数寄屋建築で有名な、吉田五十八が設計した新館

吉田邸の新館は、日本の伝統的な数寄屋造りとモダニズムが融合した、近代数寄屋建築の建物。

吉田が海外の賓客をもてなすため、著名な建築家・吉田五十八に設計を依頼しました。

吉田邸は全体的に、豪華すぎず、和のシンプルな美しさを大事にしている印象

どの部屋からも、大磯の山・海や日本庭園が見える。周囲の豊かな自然を上手く取り入れた邸宅だね

建物を見て回るだけでも楽しい~

玄関
金の間

③吉田茂の生涯と人物像が学べる、資料と遺品

邸宅内には、吉田茂に関する資料や遺品が展示されています。

吉田の生涯やエピソードがまとめられた展示やオブジェ、肉筆の手紙、蔵書などが見られます。

肉筆の掛軸

住んでいた家を見たり、手紙や蔵書を見ると、どんな人間だったのか感じられて良い

個人的には、漢籍・洋書も含む、あらゆるジャンルの本が並んでいる蔵書に驚いた

教養の深さと幅広さが分かるラインアップに憧れる…

④海も富士山が見える、見晴らしの良い景色

敷地内の高台と邸宅の2階からは、大磯の山や海の景色が見渡せます。

晴れた日には、邸宅2階から富士山も見えます。

海も山も見える、贅沢な風景!

邸宅2階から見える富士山は、吉田茂のお気に入り。亡くなる前日も、部屋から一日中富士山を眺めていたそうだよ

邸宅2階からの景色(雲がなければ富士山が見える)
敷地内の高台

⑤こじんまりながらも充実した、日本庭園とバラ園

敷地内の日本庭園は、池泉を中心にツツジやウメなど、様々な草木が取り入れられています。

入口から奥に進むと、松林や竹林もあります。

バラ好きの吉田茂がこだわって栽培していたバラ園は、春と秋が見頃。

日本庭園
バラ園

旧三井別邸地区の見どころ

準備中

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