【東海道歩き旅】神奈川~保土ヶ谷~戸塚を歩いた記録と感想

目次

歩いた記録(保土ヶ谷→戸塚)

12:10 国道1号から旧道へ

保土ヶ谷宿を抜けて、ルートは国道1号から旧道に入ります。

この先には権太坂が待っています。

体力的に心配なので、いったん坂の手前で休憩です。ちょうど、坂のふもとにドトールがありました。

12:45 権太坂

さて、権太坂を上っていきます。

権太坂は箱根駅伝でよく聞く難所なので、箱根駅伝とは違う道ですが、それでも楽しみです。

写真ではあまり伝わりませんが、かなりの勾配です。

坂沿いには住宅街が広がっていて、普通に生活圏なのが少し意外でした。

坂の途中には高校もあったり。

この辺りに住んでいる方は、足腰が少し強くなったりするんでしょうか。

13:10 焼餅坂

坂の頂上は越えて、ルートは下りに入っていきます。

とはいえ、ずっと下りではなく、しばらくは上ったり下ったりを繰り返します

当時はこの辺りに茶屋があって、坂道で疲れた旅人が名物の焼餅を食べるのが定番だったようです。

焼餅坂

道中には、品濃一里塚があります。

道の両側に、当時とほぼ同じ形で一里塚が残っているのは、神奈川県内ではここだけです。

両側のこんもりしているのが一里塚

さらに進むと、ルート沿いに突如、イオンの入り口が出てきます。

ここがこの区間で一番良い休憩スポットだったな、と後で立ち寄らなかったのを後悔しました💦

イオンへの入り口

果樹園の横も通ります。

江戸時代はこの坂の辺りから富士山が見えたそうですが、今は建物に囲まれて見えませんね、、

13:25 品濃坂

このエリアで3つ目の坂・品濃坂を通ります。

このルートは権太坂が有名ですが、正確には3つの坂から成っていて、どちらの方面から歩いた場合でも、坂を上って下りてくることになります

江戸方面からのほうが、急勾配の上りが少し多い気がしますが、どちらにしてもきついと思います。

品濃坂

最後は階段を下りて、大通りに合流します。

13:30 坂道から国道1号へ

坂を下り終えて、平坦な道に戻ってきました。

実は、坂は保土ヶ谷~戸塚のルートの1/3程度しかありません。平坦な道のほうが長いのです。

坂を越えてやり切った感があった分、ここから戸塚駅までが思ったよりも長くて、気持ち的にも体力的にもしんどかったです

特に特徴もなく、いわゆる普通の国道沿いが続きます。

道沿いにはこんな感じで↓、ちょこちょこと史跡や案内板が出てきます。

ちょこっと休憩するのに良い感じの場所が、意外と道沿いになくて苦労しました。

最終的には、コンビニのイートインスペースで、買った羊羹を食べながら一休みしました。

かなり足は限界です。

14:35 戸塚宿の江戸方見附跡

イオンの前に、江戸方見附跡。

一応ゴールと言えますが、今回は戸塚駅まで進みます。

15:00 戸塚駅

戸塚駅に到着です!

朝10時に神奈川を出て、程ヶ谷に着いたのが12時頃。

そこからさらに3時間かけて、計5時間で戸塚に着きました

私は1日15kmくらいで足が痛くなってしまうのでこの辺りが限度ですが、体力と足に余裕のある人であれば、もう1区間はいけそうですね。

まとめ

最後に、私が東海道・神奈川→保土ヶ谷→戸塚を初めて歩いた感想を、3つにまとめました。

  • 保土ヶ谷周辺は、ルート沿いにお店が多くて賑やか。寄り道が楽しい
  • 権太坂はかなりの勾配だけど、10分ほどで上り終わる。思ったよりも余裕
  • 権太坂を警戒してたけど、その後の平道のほうが長くてきつかった。
    坂を上り終えたくらいの案内板に「宿場までもう一歩」って書いてあったからすぐそこだと思ってたのに、全然遠くてウソじゃんって思った

比較的、道沿いに街道関係の史跡や案内板が多めな気がしました。

特に保土ヶ谷は、宿場関係の説明がわかりやすくて、個人的に勉強になって良かったです

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