【東海道コース情報】3.川崎~神奈川

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コース情報

概要

川崎宿・田中本陣跡⇔神奈川宿・本陣跡

  • 距離:9.8km
  • 徒歩:約2時間30分(時速4kmの場合)
特徴

コース前半は住宅街が中心、後半の新子安辺りからは国道15号に合流します。

後半は東京湾沿いを歩いて、横浜に向かいます(海は見えません)。

難易度:★☆☆

ずっと平坦な道なので、歩きやすいです。

休憩しやすさ:★★☆

3.3kmの鶴見を過ぎると、6.9kmの新子安付近までは、休憩できる場所があまりありません。

余裕をもって歩きたい場合は、鶴見駅付近で1度休憩するのがおすすめです。

コース沿いスポット

生麦魚河岸通り(4.5km)

全長300mに、約20店ほどの鮮魚店が軒を連ねる魚河岸。

早朝はプロが中心、8~10時頃は地元の一般の人も買い物に訪れます。

お昼以降と日曜日は、営業終了で閑散としているかもしれません。

…コースの途中で通ります

生麦事件発生現場(5.3km)

幕末に、薩英戦争のきっかけとなった生麦事件が起きた発生現場。

…コース沿いに出てきます

○生麦事件とは
江戸から京都に向かっていた薩摩藩の大名行列が、東海道上でイギリス人4名と遭遇。
馬から降りずそのまま大名行列の中を進んでいったイギリス人に対して、薩摩藩士が「無礼者!」と斬りかかった事件。
イギリス人は1名死亡、3名負傷。のちに薩摩藩とイギリスとの国際問題に発展した。

キリンビール横浜工場(6.0km)

全国9カ所のキリンビール生産工場の中でも、最も古い歴史をもつ工場。

ビールの試飲もできる工場見学(事前予約必須)が実施されています。

工場の横にはビアホールもあります。

…コース沿いに出てきます

おすすめグルメ

御菓子司 清月(3.3km/鶴見駅近く)

江戸時代の東海道・鶴見名物「よねまんじゅう」を現代風に再現したお饅頭が売られています。

こちらは神奈川名産100選にも選ばれています。

○よねまんじゅうとは
もち粉を使った生地で、あんこをくるんだお饅頭。
江戸時代、鶴見の辺りには40軒もの茶屋が並び、よね饅頭を売っていたそうです。
お江戸日本橋、という東海道の宿場を謡った民謡の歌詞の中にも出てきます。
「…六郷渡れば川崎の 万年屋 鶴と亀との よね饅頭…」

…鶴見駅前の交差点で、コースは直進するところを左折。数分歩いた先の左手にあります

コースQ&A

このコースの注意点は?

3kmの鶴見駅辺りだと、まだ体力的に余裕のある人も多いと思います。

が、その先(少なくともコース沿いには)休憩スポットがしばらく出てこないので、念のため鶴見で少し休んでおくのがおすすめです。

横浜駅で離脱したいです。コースから駅は近いですか?

コース沿いの最寄り駅は、京急神奈川駅です(コース沿いに出てきます)。

JR横浜駅は、コースから10-15分ほど離れています。

横浜駅に向かう場合は、どの辺りでコースを離脱するのが良いですか?

京急神奈川駅のポイントで離脱するのがおすすめです。

コース上だと、この駅を超えた先の坂に、史跡や神奈川宿の案内板が立ち並びます。

ただ、この案内板を見ながら最後まで歩くと、横浜駅からかなり離れてしまいます。

横浜駅とコースが比較的近い場所でもあるので、ここで離脱して、坂の先は次回にするのが良いと思います。

\詳しくは、管理人の歩き体験記でも!/

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