大きい音が苦手、という聴覚過敏の人は絶対にもっておきたいのが、
ノイズキャンセリングイヤホン。
周りの雑音を消してくれる機能がついた、イヤホンです。
音楽を流さなくても、
耳にはめてるだけで、周りの大きい音をカットしてくれます。
この記事では、聴覚過敏の私が愛用しているノイズキャンセリングイヤホン、SONY WF-1000XM4のレビューをしていきます。
これなしでは本当に生きてけない…笑
【使用歴2年、1日平均4時間以上は使ってる】ヘビーユーザーのすみによる、
聴覚過敏目線での本気レビューです!
先に結論だけお伝えすると、
聴覚過敏の人に本気でおすすめのイヤホンです!
最新モデル(WF-1000XM5)が出てますが、コスパ的にはこちらでも十分ありです
SONY WF-1000XM4について
概要
SONY WF-1000XM4は、2021年6月に発売されたソニーの最高峰ノイズキャンセリングイヤホンです。
特徴
- ノイズキャンセリング機能が凄い
- 圧倒的な音質
- バッテリーが長持ち
- 外音取り込み機能が良い
私は2022年に購入したのですが、
とにかく最強のノイズキャンセリング機能がついたイヤホンが欲しい!!!
と思って探した結果、たどり着いたのがこれでした。
音質とか耳のフィット感とかを重視するなら、他の選択肢もあった気がします。
ただ、とにかく大きい音をカットしたい!という明確な意図で探したので、わりと迷わずに即決しました。
あと、見た目がスタイリッシュでかっこ良いのが気に入った!
特徴
詳しい特徴はこちらです。↓
①高いノイズキャンセリング性能
- 低音域から高音域まで、あらゆる騒音をカット
- 風ノイズも低減可
- 外音取り込みモードあり
②圧倒的な高音質
- ハイレゾ音質再生可
- AI技術によるハイレゾ級の臨場感
- 耳の形とヘッドホンの特性に合わせて音質を最適化
③耳にフィットする装着感
- 耳の複雑な凹凸に対応した形状
- 耳に最適なイヤーピースをアプリから診断可能
\ 他のスペックもかなり充実! /
使い方
充電する
SONY WF-1000XM4は完全ワイヤレスなので、使うためには充電が必要です。
パーツは、本体(イヤホン)と充電ケースがあります。
充電ケースに充電をしておいて、
受電ケース経由で、本体も充電する、という仕組みです。(同時にもできる)
ノイズキャンセリングONの時は、
・本体…8時間
・ケース…16時間
分の充電ができます。
フルに充電しておけば、最大24時間は充電なしでも使用できます!
イヤホンを使う
普通にイヤホンとして使うだけなら、Bluetoothでスマホやパソコンに接続すればOKです。
でもこのイヤホン、色んな優れた機能があります。
- 外音取り込みモードのオンオフ
- イヤホンをタップしたときの設定(音量上げ下げ・再生ストップなど)
- 音質調整
このあたりの機能を使うためには、スマホにアプリをダウンロードして、そこから設定する必要があります。
設定は簡単なので、アプリは絶対にダウンロードして使いたい!
最新モデル(WF-1000XM5)について
2023年9月に、WF-1000XM4の次のモデルとして、WF-1000XM5が発売されました。
WF-1000XM4との違い
- 音質・ノイズキャンセリング性能が向上
- マイク性能が大幅に向上
- イヤホン・ケースの小型化
私はまだ試せていないのですが、
WF-1000XM4よりもさらにノイズキャンセリング性能がすごい
と評判で、かなり気になります(゜_゜>)
ただ、最新モデルはWF-1000XM4よりも価格が5000円以上高く、3万円台になります。
最強のノイズキャンセリングイヤホンが欲しい!!ということであれば、WF-1000XM5一択ですが、
コスパを重視する場合は、WF-1000XM4を選ぶのも全然ありだと思います。
私は今のイヤホンで充分満足してるので、買い替えはまだ先になりそうだな~
聴覚過敏によるレビュー
2年間使い続けた結論はこちら!
良かった点
・ノイズキャンセリング機能が最強
・バッテリーが長く持つ
・2年経ってもほぼ劣化してない
・故障時のサポートが良かった
使いにくい点
・気づかないうちに、外音取り込み機能に切り替わってることがある(ごくまれに)
一応使いにくい点も挙げていますが、
正直ほぼ不満はないです!
音質については良く分からないのですが(すごく良いと思うけど違いが分からない)
とにかく、大きい音をカットしたい!!!
という私のニーズを、完全に満たしてくれてます。
良い点:ノイズキャンセリング機能が優秀
一番肝心のノイズキャンセリング機能ですが、私の場合の聴こえ方はこんな感じです。
シチュエーション | 聴こえ方 |
---|---|
隣の人の話し声 | ほぼ聴こえない |
店内放送 | 意識すれば普通に聴こえる(7割減) |
電車が通過する音 | 聴こえる。少しうるさい |
野外ステージ | 聴こえる。そこそこうるさい。 |
耳に入ってくる音は全体的にめちゃくちゃ小さくなります。
聴覚過敏の人は、相当楽になるよ!!!!!
ただ、どんなに大きい音でも完全にカットする!!!という無敵アイテムではないので、
すごく音の大きい場所では、イヤホンをしていてもうるさく感じることもあります。
ちなみにこのイヤホン、アンビエントモード(外音取り込み機能)というものがあります。
アンビエントモード
外の音を適度に取り込みつつ、音楽を聴けるモード。
電車のアナウンスなど、外の音もある程度聴こえていたい状況で使える。
ただこのモード、ノイズキャンセリング機能がない(or弱い?)ので、普通にうるさいです。
なので、私は購入以来、一度も使ってないです((+_+))
※会計時に店員さんの声が聞こえない、という時以外、「聴こえなくて不便」と感じたことはないです
良い点:バッテリーの持ちが良い
実はすごく優秀で満足しているのが、
バッテリーの持ちの良さ。
外出中ずっとつけっぱなしにしたい!という人は、とにかく充電なしでの耐久時間が大事です。
充電ケースを持ち運んでいる限り、
(どれだけ使っても)外出中に充電がなくなった、ということは今まで一度もありません。
一切ケースに入れないままずーーーっと使い続ける、という使い方をすれば別ですが、
合間のタイミングでたまにケースに戻しておけば、問題なしです。
ちなみに一番凄いと思うのは、
2年間毎日使っていても、未だにバッテリーの持ちがものすごく良い
というところ。
なので、最新モデルに買い替える必要がない…笑
良い点:故障時のサポートが安心
私は、購入した半年後に一度、修理に出しています。
- イヤホンの接続が突然悪くなった
- 片方だけ全然聴こえない状態が続く
という状況で、保証期間内だったので、購入した店舗経由で無償修理に出しました。
1週間ほどで、きちんと修理された状態で戻ってきました!(完全に無料で対応してもらった!)
もちろん故障はないほうが良いですが、
きちんと素早く対応してもらえた、というのは良かった点ですね。
良くない点:モードが切り替わる
私は、常にノイズキャンセリング機能をオンにしていたい人間です。
アンビエントモード(外音取り込み機能)は使いません。
ノイズキャンセリング機能にするか、アンビエントモードにするかは、
- アプリから切り替える
- イヤホンをタップして切り替える(という設定にしておく)
という2種類の方法があります。
最初の頃は、イヤホンからタップして切り替えられるようにしていたのですが、
意図しないタイミングでタップされて、モードが切り替わってしまう
という不便な状況だったので、イヤホンタップで切り替える設定は外しました。
ただそれでも、
なぜか知らない間に、アンビエントモードになっている
ということが、ごくまれにですがあります。
本当にほぼ起きないことではあるんですが、
ノイズキャンセリング機能を最重視する人間からすると、ごくまれにでもあるのが、ちょっと困ります(+_+)
まとめ
聴覚過敏の人の場合、ノイズキャンセリングの性能はもちろん重視すると思いますが、
充電なしでどれだけ長く持つか
も特に気にしたほうが良いと思います。
外にいるあいだ中つけっぱなしにしたい、という人も多いでしょうし、
いざ、すごくうるさい場所に遭遇した、というときに充電がなかったらおしまいなので(+_+)
- ノイズキャンセリング性能
- バッテリーの持ち
↑聴覚過敏の人にとって特に大事なこの2点が、ものすごく優秀。
ということで、SONY WF-1000XM4、個人的にはめちゃくちゃおすすめです。