例えば、ライブやコンサート、映画館に行ったとき。
音楽は楽しみたいけど、ちょっと音がうるさい…
と感じたことはありませんか?
そんな人におすすめしたいのが、Crescendo Music20。
音質はキープしつつ、聴こえてくる音量を少し下げてくれる、「音を聴く用の耳栓」です。
特許技術を用いたフィルターを使って、音量低減と付け心地の良さを両立させた、特に音楽好きに人気の耳栓です。
↓こんなシチュエーションでおすすめ↓
・普通の人
→ライブやフェス
・聴覚過敏の人
→映画館
※ライブやフェスだと音量カットが不十分かも
聴覚過敏の私は、ライブとかの音楽会場だと、この耳栓ではまだうるさいので、別のものを使います。
その代わり、映画館でいつもこの耳栓をつけています!
あと少し音量を下げれば、なんとかいける
という環境で、すごく使える耳栓です。
使用歴3年のすみが、スペックや付け心地・聴こえ方などをレビューしていきます!
商品の説明
どんな耳栓なの?
Crescendoは、オランダのDynamic Ear Company社のブランドです。
独自の技術を用いて、あらゆるシチュエーションに合わせた聴覚保護のための耳栓を開発しています。
仕事用・ガーデニング用・機内用など、その数なんと22種類!
こんなに細かく用途別に分かれた耳栓、見たことない…!
その中でも特に人気なのが、この記事でご紹介する CRESCENDO Music。
一般の音楽ファン向けに設計された耳栓で、ライブ・フェス・クラブなど、
音楽を楽しみたい場所で、音質はそのままに、音量だけを下げてくれる耳栓です。
音楽好きのあいだでは結構有名な耳栓のようで、楽器店やレコード店とかでも取り扱っています。
そもそも、人間の聴覚にとって安全な音量の限界値は85dB(デシベル)と言われています。
それに対し、ライブやフェスなどの音楽会場は約105dB。
聴覚過敏でなくても、聴覚への影響を考えると、何かしらの対策をした方が安全です。
CRECENSDO Musicは、音圧を約20dB低減してくれます。
つまり、この耳栓をつければ、音楽会場の音量を安全な音量まで下げられます!(105dB→85dB)
どのくらい音量が下がるの?
20dB音圧が下がります!と言われても、なかなかピンとこないですよね。
音の聴こえ方のイメージはこんな感じです。
dB | 聴こえ方 | シチュエーション |
---|---|---|
120 | 聴覚機能に異常をきたす | 飛行機の近く |
110 | 車のクラクション | |
100 | 電車が通るときのガード下 | |
90 | 極めてうるさい | カラオケ ブルドーザー |
80 | 地下鉄の車内 | |
70 | うるさい | 騒々しい街頭 蝉の鳴き声 |
60 | 普通の会話 デパート店内 | |
50 | 普通 | 静かな事務所の中 |
40 | 図書館内 |
音楽会場でCRESCENDO Musicをつけた場合は、
ライブ・フェスの音量
↓
電車の車内~カラオケ室内の音量
くらいになります。
耳栓をつけたことで、めちゃくちゃ静かになるわけではありません。
でも、音楽を楽しむ+聴覚保護の両立、という点でいえば、一般的にはちょうど良いレベル感だと思います。
聴覚過敏の人の場合、ライブ・フェスくらいの音量だと、この耳栓では不十分の可能性が高いです。
私の場合、音楽会場だとこの耳栓では全然不十分なので、別の耳栓を使っています。
代わりに、映画館で映画をみるときにこの耳栓を使っています!
映画館は85dBくらい。
なので、
映画館の音量(85dB)
↓
普通の会話~騒々しい街頭の音量(65dB)
くらいに音量を下げてくれます。
いちおうこの耳栓、音楽好きのため!という宣伝にはなってますが、
音質はキープしつつ、ちょっと音量を下げたい
というシチュエーションならどこでも使えます
・しっかり音をカットしたい
→普通の耳栓、ノイズキャンセリングイヤホン
・あとちょっとだけ音量下げたい
→CRESCENDO Music
という感じに、状況に応じて他の耳栓やイヤホンと使い分けるのが良いですね。
私は普段はノイキャンイヤホンをつけてますが、常にこの耳栓も持ち歩いてます!
レビュー
パーツ
商品は、本体(耳栓)とケースがセットになっています。
ケースはキーホルダー型になっているので、持ち運びに便利!
耳栓は、通常商品だとM/Lの2サイズです。
ただ日本人は耳が小さめということで、S/M/Lの3サイズ入りのものも販売されています。
私はSを持っていないのでMサイズを普段つけていますが、ぴったり~少し大きめ、という感覚です。
あまり細かいサイズ感を気にしない場合は、M/Lだけでも大丈夫な気もしますが、
少し耳が小さめかも、と気になる場合は、Sサイズ付きを買うのがおすすめです!
※サイズが大きすぎると、耳に上手くフィットしないので、音量低減効果が薄れてしまいます
耳栓
耳栓本体の素材は、TPE(熱可塑性エラストマー)。
シリコンに似て弾力性があり、プニプニした柔らかい感触です。
一般的な耳栓よりもけっこう柔らかめ!
耳に入れる部分は3層になっていて、耳の形にフィットする形状になっています。
外部との接触面についているのが、音を低減するフィルター。
メンブレン・フィルター技術という特許取得済の独自技術を使い、音質はそのままに、音圧だけを下げてくれます。
メンブレンフィルターは通気性もあるので、湿気を逃がして蒸れにくい仕組みになってます。
耳栓によくある閉塞感もありません。
この部分を取り外して、別のサイズの耳栓につけ直すことができます。
フィルター部分を取り外したら、耳栓を水洗いできるよ!
つけたときの見た目
イヤホン自体が小ぶりなのと、色も透明なので、
つけていても目立ちにくい、というのが使いやすいポイント。
ライブ会場や映画館でつけていても、気づかれにくいです!
付け心地
実際につけた感想はこちら。
- 素材が柔らかいので耳にフィットして、付け心地が良い
- とにかく閉塞感がなくて、耳栓をつけている感じがしない
特に気に入っているのが、閉塞感がないので、長時間つけていても違和感がないこと。
映画館で耳栓をつけたあと、つけていることを忘れて、そのまま家に帰ったこともあります(笑)
聴こえ方
つけたときの聴こえ方ですが、
・音質
→違いなし
・音量
→つけた瞬間は、そんなに違いを感じない。でもしばらくして外すと、すごく音がうるさく感じる(=つけてる間はちゃんと音がカットされてた)
私はこんな感じでした!
実際の聴こえ方でいうと、20dBってそんなに劇的な違いではないんですよね。
なので、普通の耳栓と同じ感覚でつけると、あれ??と少し拍子抜けしちゃいます。
でも、しばらくつけてから外すと、耳栓なしの音がものすごく大きく感じるので、確実に音が小さくなっているのは間違いないです!
※そもそも音を楽しむのが目的なので、めちゃくちゃ実感できるほど音量が下がるのは良くない…(笑)
使いにくい点
実際に長く使っていて、ちょっと良くないな、と感じたのは
耳栓にほこりや糸くずなどの汚れが付きやすい
というところですね。
シリコンっぽい素材なので、仕方がないんでしょうけど、耳にはめるものなので少し気になります。
耳栓は水洗いできるので、こまめに洗えば本当は問題なし!ただめんどくさがりの性格には厳しい…(笑)
まとめ
まとめると以下の通りです。
良い点
- 音質はキープしつつ、確実に音を小さくしてくれる
- 閉塞感がないので、長時間つけられる
- 目立ちにくいデザイン
- コスパが良い
注意点
- もとの音量が大きすぎる場合、音量削減が不十分に感じる可能性あり
- 耳栓に汚れがつきやすい
耳栓は色んな商品がありますが、性能と価格でみると、かなりコスパが良いのでおすすめです!